性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

「まだ結婚できない男」第2話の小ネタ

ドラマ「まだ結婚できない男」の第2話を観た。

前作「結婚できない男」に熱狂した自分(奇しくも現在、自分は「結婚できない男」において阿部寛演じる桑野と同じ40歳で、やはり“結婚できない男”である)にとって、第1話は「あれ? なんかちょっと桑野の性格変わった?」と少し違和感を感じるものであった。

今回の第2話でも顕著に現れているが、桑野が以前よりも動的である。妙に前へ前へ出てくる桑野には少し違和感があるが、13年も経てばまあ多少は性格も変わるかなと思っている。

特に笑うところのなかった第1話とは違い、今回の第2話には何度か吹いてしまった。桑野のファッションセンスが相変わらずだったこと(この人は建築士なのに服のセンスがアレである。関係ないのkか、建築と服は)はお約束として、2つほど投入されていた小ネタである。

1つは、婚活アプリで知り合った女性を待つ桑野が、目印としてホテルのラウンジに持参した本である。このとき桑野はいかにもわかりやすく本をテーブルの上に立てるのだが、それがヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」だったのである。 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

「夜と霧」はアウシュヴィッツ強制収容所を生き残ったユダヤ精神分析学者フランクルの手記である。だいぶ前に読んだので詳しい内容は忘れたが、著者が生還したとはいえとてつもなく暗い内容である。はっきりいって、婚活アプリで知り合った女と待ち合わせるときに目印として持参するような本ではない

もう1つ笑ったのはハロウィンに無駄に本気を出した桑野で、彼は映画『ハロウィン』の殺人鬼マイケル・マイヤーズのコスプレを部屋でしていたのである。

ハロウィン (字幕版)

ハロウィン (字幕版)

 

どっちも小ネタすぎる。もちろんある程度本を読む人なら「夜と霧」は当然知っているだろうし、映画が好きなら「『ハロウィン』とかベタすぎwww」と草も生やしそうなものなのだが、まさかフジテレビの火曜9時ドラマにこんなものが飛び込んでくるとは思いもよらないので、面食らってしまった。脚本家の尾崎将也はかなりの映画好きのようなので、この程度の小ネタはあっても不思議ではないのだが。そういえば前作の第1話でも、桑野が『ブレードランナー』の話を一人でするくだりがあったな…。

しかしドラマそのものの本筋には少し強引というかご都合主義的なものを感じてしまったし、深川麻衣の芝居にも正直不安があり、ハラハラしながら観てしまう。深川麻衣のファンなので余計に不安である。

とはいえ、不破万作演じる棟梁と桑野のやり取りはよりバカっぽくなっていて面白かったし、深川さん演じる隣人が実は女優であるということが発覚するなど、今後の展開はやっぱり楽しみである。

今クールはたぶん、このドラマと「モトカレマニア」(つまんなかったら1話切りするけど)しか観ない。

↓何度観ても面白い。