性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『プーと大人になった僕』について

これをいい話と思えない自分はおかしいのだろうか?

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けっこうヒットしてるようですし自分の周りでも絶賛している人がいるんですけど、感性ゼロな僕にとってはいつものマーク・フォースター映画(何ひとつ心の琴線に触れない映画のこと。類語はスティーヴン・ソダーバーグ映画)でした。この監督って、『チョコレート』以外一度も「いい」と思ったことがないんですよね。

チョコレート(字幕版)

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007/カジノ・ロワイヤル』も『ワールド・ウォーZ』 も「すごく悪かったわけでもないけど、何かがとてもよかったわけでもない」って感じで。コンスタントに撮ってるから業界では重宝されてるんでしょうけど、顔はかわいいものの絡みがワンパターンなAV女優みたい。またAVで例えてる。

カジノ・ロワイヤル (字幕版)
 
ワールド・ウォーZ [DVD]

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で、今回もまあまったく期待はせず観に行ったんですけど、やっぱりというか、開始10分ぐらいで睡魔に誘われ始めました。隣に若い男性が座ってたんですけど、この人けっこう爆睡してましたね。勝手に「同志よ」とか思っちゃいましたよ。僕はなんとか寝ずに最後まで観ましたけどね。

この映画の何が面白くなかったのか自分でもうまく説明できないんですけど、やっぱ根っこにあったのは「お前に言われんでもわかっとる」っていう感覚で。「何もしないをする」っていうテーゼに「おお!」て思う人って、たぶん純粋でいい人なんでしょうね。ブログのタイトル通り僕は性格が悪いんで、「知ってるよ、そんなことは。でもそれができないから困ってるんだろうが」と思ってしまいます。

クリストファー・ロビンに邪険にされるプーがかわいそうとまったく思わなかったのも、なんか不思議ですね。これも自分の性格が悪いからでしょうけど、プーってなんだかあざとさを感じるんですよ。こいつ、「それでも(クリストファー・ロビンは)なんとかしてくれるだろう」っていうのが透けて見える 。

同じ熊が主人公のお話ってことでいうと、(ぬいぐるみとリアル熊という違いはあるものの)、『パディントン』シリーズは最高に面白かったんですけど。パディントンがひどい目に遭うと心の底から「かわいそう」と思うし、彼が繰り広げるドタバタは本当にハラハラさせられるんですよね。最後には感動して泣いてしまう。プーはどんだけピンチになっても「正直、どうでもいい」としか思えませんでした。

パディントン(字幕版)

パディントン(字幕版)

 

あと、僕はプーの声に違和感があったんですよ。なんでこんなジジイおじいさんみたいな声なんだろうと不思議に思っていて。そのへん、原作とかよく知らないから、何か背景があるのかもしれないけど。歳とったからジジイおじいさん声になったのかなあと思ったけど、確かクリストファー・ロビンが少年の頃も同じ声でしたよね?

声ってことでいうと、日本語吹き替え版では堺雅人クリストファー・ロビンに声当ててましたけど、これがもう全然合ってない(僕が観たのは字幕ですが)。ユアン・マクレガー堺雅人って、日本のディズニーはバカなんでしょうか。そもそもこの手のお話は、今の日本だとみんな吹き替え優先で観に行くと思うんですよ。だったら話題作りなんか必要ないんだから本職の声優を使えばいいのに、堺雅人。もういっそのこと最後のシーンで会社にやってきたクリストファー・ロビン「倍返しだ!!」って言わせりゃよかったんですよ。

まあプーの声を誰がやろうが僕はこのお話には乗れなかったと思いますけど。 これ、そんなにいい話かなあ、本当に。最後、家族全員があの世に行ったと無理やり解釈したらちょっとおもしろいかもしれないけど。

プーと大人になった僕 (ディズニーアニメ小説版)

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