ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『ドクター・ストレンジ』を観た

marvel.disney.co.jp

 Blu-rayとかでいいかなと思ってたんですが、知人が「IMAX 3Dでこそ観る価値のある映画」だと言っていたので109シネマズ川崎で鑑賞してきました。

 よく考えたら、ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチとモルド(ストレンジの兄弟子ポジション)役のキウェテル・イジョフォーは、『それでも夜は明ける』で共演してるんですね。あれはひたすら重苦しい映画だったので、今回この2人がちょっと仲よさげだったのが微笑ましかったです。

 冒頭、ティルダ・スウィントン演じるエンシェント・ワンとマッツ・ミケルセン扮するカエシリウス一味のバトルから始まるんですが、ここでいきなりつかみはOKという感じですね。どうしても『インセプション』を連想してしまうし何がどうなってんだかよくわからなくなってきますが。

 で、このエンシェント・ワンがいきなりめっちゃ強いモードなんでもう誰も勝てねーなこれは、と思ってしまいます。なんかカエシリウスも小物感が漂ってるし。マッツは好きな俳優なんですけど、カエシリウスの意図がなんだかあやふやで、結局どうしたいねんと思ってしまいました。愛するものを失って云々みたいな振りがあるのに結局はただの悪人で終わってしまった気がするし、もうちょっとこのキャラに奥行きが欲しかった。

 そういう意味ではラスボスのドルマムゥも強いんだか弱いんだかハッキリしろという感じで、ストレンジの暁美ほむら的執念に「もうやめてー」となるとか、なんやねん、あんだけ壮大に煽っといてそんなんで負けるんかいという肩透かしムード。あとストレンジは医者だから人は殺せない(殺したくない)という設定なのはわかるけど、最後は結局人(じゃないけど)任せかという感じでカタルシスもなく…。

 ただこの映画、観るべきポイントが全然ないわけではないです。ストレンジがエンシェント・ワンに会ったとき「なんだ、カルトか」とバカにした途端見せられたアストラル界(だっけ?)とか異次元の映像。これ、ぶっちゃけLSDとかやったときのトリップでしょ?

 この映像を観ると、確かに知人が言っていた「IMAX 3Dで観るべき」という意味がわかります。『2001年宇宙の旅』のスターゲートみたいなのもあったり、指から指が生えてきたり(何言ってるかわかんないだろうけど)、とにかくガンギマリンギモッヂイイ!!!みたいな映像が続くんですよ。正直これを30分ぐらい観ていたかったぐらいで。

 トータルとしてはもう20分ぐらい縮められるだろうと思うし、はっきりいって大傑作とは言い難い代物でしたが、ドラッグはやらないけどトリップしてみたいと思ってる人は映画館に行ってみればいいんじゃないでしょうか。できるだけでかいスクリーンで、音響もいいところでね。

Ost: Doctor Strange

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Doctor Strange Official 2017 Square Calendar (Calendar 2017)

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