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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

2016年映画ベストテン!+2017年に公開される期待の映画

外国映画 日本映画 映画ベストテン

 今年も明日で終わり、ということで2016年ベストテンです。

 とりあえず過去のベストテン↓

notesleftbehind.hatenadiary.com

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 2014年は46本、2015年は47本観たわけですが、今年2016年の鑑賞本数は65本でした。20本ほど増えたものの、今年の上映作品リストを観ていると「あれを観てない、これも…」と思うものが多く。

 とりあえず65本のリストです。

ブリッジ・オブ・スパイ
イット・フォローズ
ザ・ウォーク
サウルの息子
俳優 亀岡拓次
オデッセイ
キャロル
X-ミッション
ヘイトフル・エイト
ロブスター
セーラー服と機関銃 −卒業−
マジカル・ガール
リリーのすべて
ちはやふる −上の句−
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
リップヴァンウィンクルの花嫁
ルーム
さざなみ
モヒカン故郷に帰る
ボーダーライン
スポットライト 世紀のスクープ
レヴェナント:蘇えりし者
ズートピア
アイアムアヒーロー
追憶の森
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
64−ロクヨン−前編
ディストラクション・ベイビーズ
海よりもまだ深く
ヒメアノ~ル
デッドプール
FAKE
エクス・マキナ
裸足の季節
64−ロクヨン−後編
帰ってきたヒトラー
クリーピー 偽りの隣人
レジェンド 狂気の美学
ふきげんな過去
日本で一番悪い奴ら
シング・ストリート 未来へのうた
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
シン・ゴジラ
君の名は。
スーサイド・スクワッド
レッドタートル ある島の物語
映画「聲の形」
怒り
オーバー・フェンス
ハドソン川の奇跡
SCOOP!
ジェイソン・ボーン
淵に立つ
永い言い訳
何者
手紙は憶えている
ぼくのおじさん
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
この世界の片隅に
ミュージアム
ブルーに生まれついて
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
ドント・ブリーズ
アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
14の夜』

 この中には劇場で観ていなくて、DVDで鑑賞したするものもあります。このブログで感想を書いていないものもチラホラあったり。ではいざ今年のベストテン。の前に、番外編をひとつ。

 

おまけ『最後の追跡』

 Netflixでしか観られないっていうのと、さっき(現在12/31 AM1時過ぎ)観たのであんまり詳しく書く時間がない(明日朝早い)のでささっと。完全にスルーするのはもったいないってぐらい面白かったんですよ。すごく渋くて、でも銃撃戦もあり、ユーモアもありっていうおいしい映画。現代風西部劇とでもいうのかな、わかりやすい悪はいないという感じ。テキサスレンジャーのコンビがすごくいい味出してて笑っちゃいました。あとニック・ケイヴが手がけてる音楽がかっこいい。Netflixに入ってるなら絶対観たほうがいい1本です。海外サイト見てるとオスカーにも絡んできそうな雰囲気ですね。

 

 ようやくここからベストテン↓

 

次点『シン・ゴジラ

君の名は。』の勢いがすごすぎて霞んでしまった気もしますが、予想を裏切る出来栄えで驚きました。文句も言いましたしいまだに石原さとみのキャラクターは受け入れられないですが、観ている最中に高揚感を感じたことは確か。アメリカの映画サイトIndiewireの「2016年のアジア映画11本」にもリストアップされてましたし、海外でもけっこう評価されてるようです(むしろ一般層より批評家にウケている? ちなみにこの11本には『君の名は。』も入っている)。

 

第10位『イット・フォローズ』 

 観たときは結構ぐだぐだ文句を書いちゃったんですけど、あとからじわじわと評価が上がっていった映画。これとは逆に『シング・ストリート 未来へのうた』はどんどん評価が下がっていきました。なんにせよデヴィッド・ロバート・ミッチェルは注目の監督です。一時期この映画のメインテーマばっかり聴いてました。

 

第9位『エクス・マキナ』 

 映画の感想よりも近くにいたジジイへの愚痴が大半を占めてしまったという、ダメなエントリーばかりの当ブログ中でもトップクラスのダメ記事。クソジジイがいないところでもう一度ちゃんと観直したいですね。

 

第8位『この世界の片隅に

 イベントでもないのに上映後に拍手が起きたというレアな現場に居合わせた作品。上映館数が少ないのにお客さんは相当入っているようで、いい作品がちゃんと認められてることを嬉しく思います。RANMARUがどうこうとかいうのは全部やめてこの映画をかけましょう。

 

第7位『さざなみ』

 地味だけど切れ味鋭い1本。『ドント・ブリーズ』よりもこの映画のほうがドキドキしたし息が詰まりました。RANMARUなんかもうやめてこの映画をもう一度かけましょう。

 

第6位『FAKE』 

 『311』以来の森達也作品でしたが、ユーモラスかつスリリングでもある傑作。豆乳のシーンと森監督がサインもらうところはすごく笑いました。ラストシーンの余韻もすごくて、ドキュメンタリーでこんなことができるなんて!とびっくり。この夏はKindleで森監督の著書を読み漁ってました。

 

第5位『アイアムアヒーロー

 日本のメジャーな映画会社でここまでゴア表現を徹底できるのか!と拍手を贈りたくなった快作。客席のカップルがドン引きしていることを肌で感じられるほどの容赦ないZQN描写、大泉洋の素晴らしさ、登場人物の内面の葛藤と成長を見事に表現した脚本など、とにかく“攻めてる”1本ですね。しかし同じ佐藤信介監督の『デスノートなんたらかんたら』はクソミソに言われてるようで…(未見。予告編の時点でクソ寒かったから)。『アイアムアヒーロー』はまぐれだったとか言わせないでくださいよ佐藤監督!

 

第4位『ヒメアノ~ル』

 ある意味『アイアムアヒーロー』と対になるような存在の作品。でもこっちには『アイアムアヒーロー』にない「エロ」があるんですよね。有村架純には『ヒメアノ〜ル』の佐津川愛美みたいなことはできないだろうし。それからやっぱり忘れてはいけないのは、森田剛の存在感。ファンがどう思ったのかはわからないけど、もっと映画で活躍する森田剛を観たい!と思うのは自分だけじゃないはず(『十三人の刺客』で強烈な悪役を演じる稲垣吾郎を観たときも同じことを思った)。

 

第3位『レッドタートル ある島の物語』

 「寝るかと思って観に行ったらドライアイになりそうなほど目ン玉ひん剥かされた」シリーズの1本。全然お客が入らなかったことがとても残念です。今年のアニメといえば『君の名は。』か『この世界の片隅に』ということになるんでしょうけど、僕の中では『レッドタートル』が一番です。

 

第2位『ボーダーライン』 

 今のところ駄作を作る気配がないドゥニ・ヴィルヌーヴが“強い女”代表エミリー・ブラント姐さんを迎えて作ったメキシコ麻薬戦争もの。いや「メキシコ麻薬戦争もの」と単純にくくるのもなんだかなと思わされるほど奥が深い1本です。この映画もサントラがカッコよくてよく聴いてました。

 

第1位『ロブスター』

 ほとんど上映が終わったあとに、急いでユジク阿佐ヶ谷に観に行った映画。そんな作品が今年の1位になろうとは、不思議なものですね。監督のヨルゴス・ランティモスのセンスはミヒャエル・ハネケに近いものがありますが、ちょっと違うのはブラックなユーモアがあるところ。次の作品にもコリン・ファレルが出るようですが、彼いわく「相当やばい話」らしいです。ランティモスの前作『籠の中の乙女』もやばかったし『ロブスター』もやばかったのに、まだやばくなるってどういうことなのか。楽しみです!

 というわけでベストテン+次点をあげましたが、今年は「来年公開される期待作」についても触れたいと思います。

 

『沈黙 -サイレンス-』

 スコセッシが遠藤周作の小説を映画化した作品。最近原作を読んだんですが、『海と毒薬』と同様、読みやすいのに奥が深い小説で。かなり重いテーマを扱った映画ではありますが、期待大です。1月21日公開。

 

『タンジェリン』

 今や全編iPhoneで撮影というのはそれほど不思議じゃないですが、ちゃんと作品そのものが評価されていることが重要。暗所にはさすがに弱いですが、最近のiPhoneって恐ろしくきれいに撮影できるんですよね。そりゃカメラもビデオも売れなくなるわけだわ。1月下旬公開。

 

『グリーンルーム』

 急逝したアントン・イェルチンの主演作。同じ監督の前作『ブルー・リベンジ』も評判いいんですけどまだ鑑賞できてないで観ないと! 2月11日公開。

 

『ビリー・リンの永遠の一日』

 アン・リーの最新作。帰還兵のトラウマを描く映画のようですが、1秒間を120コマで撮影している(通常、映画は24コマ)ということでどんな映像になっているのか期待しちゃいます。2月11日公開。

 

『ラ・ラ・ランド』

 『セッション』の監督デイミアン・チャゼルの新作。今回はミュージカルということですが、サントラがすごく良くて映画を観る前からヘヴィロテ状態です。アカデミー賞ではこれと『ムーンライト』の一騎打ちになりそうですが、少なくとも作曲賞は『ラ・ラ・ランド』が獲得するんじゃないでしょうか。2月24日公開。

 

『お嬢さん』

 パク・チャヌクの新作。くっそエロいと噂ですが、予告編を観るとパク・チャヌクの変態性が大爆発してそうで楽しみですね。3月公開。

 

『ハードコア』

 FPSゲームが好きなので以前から注目していた1本。いかにもインディっぽい映画ですけど、ティム・ロスが出てたりするのでびっくり。それにしても日本ってなんでFPSがもうひとつ流行らないんですかね。4月1日公開。

 

『メッセージ』

 2016年度ベストテン2位『ボーダーライン』監督のドゥニ・ヴィルヌーヴの作品。異星人とのコンタクトものだけど、どういう方向に話が転がっていくのか読めない感じがあって気になります。5月公開。

 

『エイリアン:コヴェナント』

 やっと邦題が決まり9月に公開されることがアナウンスされましたが、海外では予告編も出てるし春ぐらいに上映されます。ほんと、なんなんすかね最近の日本の洋画事情って。糞味噌に言われてた『プロメテウス』もそんなに嫌いではなかったですが、『コヴェナント』ではひさびさにゼノモーフが大暴れしてくれそうで期待してます。で、ノオミ・ラパスはどこに行ったんだ。

 

『哭声/コクソン』

 國村隼がふんどしで大暴れする恐怖映画。予告編を観る限りギャグすれすれのスプラッターになってそうで期待大。ソン・ガンホとかチェ・ミンシクとか韓国にはいい顔してる俳優がいますけど、日本にもいたんですね。それを日本人じゃなく韓国の監督が気付いてしまうというね。最高に狂った映画になってそうで楽しみです。3月11日公開。

 

マンチェスターバイ・ザ・シー』

 ケイシー・アフレックがめちゃくちゃ評価されているようで、アカデミー賞でも主演男優賞の最有力候補なんだそうです。お兄さんの影に隠れてちょっと目立たなかったけど、これを機に大ブレイクするでしょうか。5月公開。

 

『Elle(原題)』

 ポール・ヴァーホーヴェンイザベル・ユペールという、ある意味最凶なコンビが贈るサスペンス。最近イザベル・ユペールはけっこう忙しいですね。つかそもそもちゃんと日本公開されるのか、この映画。

 

『ムーンライト』

 オスカー作品賞最有力候補。今のところ映画賞獲得数が断トツで1位(2番目は『ラ・ラ・ランド』)らしくやはり気になります。2017年中には公開されるようですが、果たして何月になるやら…。

 

『Fences(原題)』

 デンゼル・ワシントンが監督・主演・製作の3役をこなした人間ドラマ。ピューリッツァー賞を受賞した同名小説が原作だそうです。予告編を観た感じ、デンゼル演じる高圧的な父親とその息子の関係がメインなのかな。ヴィオラ・デイヴィス(『スーサイド・スクワッド』でむちゃくちゃいってた人)の演技が高く評価されているようです。日本公開は未定…。

 

 2016年の日本映画界はとにかく東宝が席巻したというイメージ。東宝がいろいろと優れているということもあるんだけど、ほかのメジャーな映画会社は何やってんだろうと思わされる1年でもありました。まあ日本のことはいいや、とにかく世界の面白い映画がもっとちゃんと公開されてくれれば文句はありません。1年で65本しか観てないのにこんなこと言うのもなんですが、海外で評価されてる映画がDVDスルーとか多いんですよ。例えばジェフ・ニコルズの『ミッドナイト・スペシャル』とかね。

 さて、ほそぼそと続いてきたこの映画ブログ、2017年も適当にマイペースに罵詈雑言、でまかせ、当てずっぽうを交えつつ地道にやっていこうと思います。皆様、来年も何卒よろしくお願い致します。