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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を観た

外国映画

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 みんな大好きトム・クルーズの新作です。ちなみに僕はトム・クルーズって一時期苦手だったんですが、最近はなんだか“一周回って”好きになってきました。まあトムからすると「知らんがな」って話なんでしょうがね。

 今作は2013年に公開された『アウトロー』の続編です。実はこの時点で原題は「Jack Reacher」だったわけなんですが、いきなり日本人に「ジャック・リーチャー」つっても「誰?」ってなるから『アウトロー』にしたんでしょうね。まあそんなに間違ったタイトルでもないと思うけど、クリント・イーストウッドも『アウトロー』(こちらの原題は「The Outlaw Josey Wales」)て映画に出てるからさあ…ちょっと紛らわしい。

 で、このシリーズはどういうお話なのかというと、「トム演じる元エリート軍人のジャック・リーチャーが悪いやつをぶっ倒す」というまあ単純明快なお話になっています。前作『アウトロー』は『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』も手掛けたクリストファー・マッカリーが監督で、いろんな意味で変な映画でした。悪役でヴェルナー・ヘルツォークが出てくるしね。

 今回は前作に出演してたロザムンド・パイクが出てこなくて、そのかわりマーベル映画にちょいちょい出てたコビー・スマルダーズがヒロインのスーザン役を担当してます。…いやヒロインというよりは、ほとんどジャック・リーチャーのバディみたいな感じですね。そのせいなのかなんなのか、前作と比べると主人公の存在感が薄れてしまってる気がしました。

 あとなあ、これは原作通りらしいんだけども、今回、ジャックに娘がいた!?みたいな展開があるんですね。これがもうさあ、個人的には超どうでもよくて。最初は嫌疑をかけられスーザンのために戦うっていうお話だったのに、この娘だかなんだかわかんねー女の子を守るために戦うというプロットも加わってきて、しかも2つがうまくつながってなくてただ中途半端な物語になっちゃってると思うんですよ。

 アクションも特に新味がなくて、例えば前作のDQNグループを一気にぶちのめすところとか、アメリカの映画にはありがちだけど採掘場みたいなところで戦うシーンもよかったのに、今回はもう全然アクションが記憶にない。ハロウィンの仮装にまぎれて戦うところは『007 スペクター』の冒頭の劣化コピーみたいな感じだったし。港?みたいな場所で戦うときに燃料か何かが入ったドラム缶を撃って爆発させるところとかはちょっとおもしろかったですけどね。FPSやってるみたいで。

 『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィックが監督をしてるからかなと思ったんですが、最後のシーンとかなんかくさいというかねえ…。前作は乾いた70年代アクションという感じでしたが、今作は湿った80年代アクションぽかったです。このシリーズってそういう感じでいいの?と正直思ってしまいました。

 トムはこのシリーズを『ミッション:インポッシブル』との二枚看板で続けていきたいようですけど、こっちは今後尻すぼみになっていくんじゃないかなあ。そろそろトムにはまた弱っちい役も演じてほしい。まあ僕が一番好きなトムは『トロピック・サンダー』なんですけどね。この映画のトムは本当に最高ですよ。

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