ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『スーサイド・スクワッド』を観た

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 一足先に公開されたアメリカでは評判が悪く、個人的に過大評価されてると思う監督デヴィッド・エアーが手がけてることからまったく期待せずに観に行きました。

 プレミアイベントか何かのときに監督が「Fuck Marvel!」って言って物議を醸したり、いろいろと悪いほうの噂ばかりが立っていた本作。さてどうだったのでしょうか。

前半は意外といい感じ

前半のキャラ紹介はタランティーノの映画を観てるみたいで悪くなかったです。音楽をやたらかけるんですけど、ダニー・ボイルみたいな鬱陶しさはないし『君の名は。』みたいに映画の流れを阻害してるわけでもない。これは意外といけんじゃね?と思いました。もしかしたら、世間では酷評されたけど個人的には嫌いじゃない『エンジェル・ウォーズ』みたいな作品になるんじゃないかと…。

 

カタナの棒読みと、明らかに非日本人の棒読み

福原かれんが演じてるカタナの台詞が異常に棒読みで、「え? この人オーディションとかで受かったのにこれなの? ルックスだけで決まった?」と思わされてしまいました。しかも制作者が日本語で何を言ってるか全然把握しないで編集してる(と思う)ので、カットの切り替わりと台詞が全然うまく噛み合ってない。

しかもこのカタナの回想シーンに出てくるヤクザ?が「カンベンシテクレエ!(という台詞だったかは忘れたが)」と片言の日本語をしゃべるんですよね。明らかに日本人じゃないんですよ。もうアホかと。今時まだこんなことやってるのかよ。ここで一気にテンションダダ下がり。

 

すごくアクの強いキャラが集まってるはずなのにすぐ仲良し

ヴィランが集まったってわりにはみんな意外と空気を読むというか、すぐに仲良くなるんですよね。最初はモメるけどいろいろあってやっと共闘するから「おお、あのどうしようもない悪党どもが!」という感動が生まれるはずなのに、そんなにすぐ仲良くなってどうするんだよ。あの酒場のシーンとかウジウジウジウジとストーリーの流れ止めて、バカじゃないの?

 

暗くて何やってるかよくわからんアクション

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でも思ったことですが、とにかく暗くて何やってるかよくわからん。4回ぐらいアクションシークエンスがあるとして、そのうちの1回ぐらいは昼間とかにやれよ。なんでずっと暗いんだよ。ごまかしてんじゃねえよ。別に僕はマーベルひいきじゃないですけど、「Fuck Marvel!」とかよく言えたもんだよ。デヴィッド・エアー、お前は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の空港での戦闘シーンを100回観ろ。

 

魔女って普通に爆弾とかで倒せるんだ

なんかね、魔女って爆弾とかそういう物理攻撃で倒せるもんなの…?っていう疑問がずっとありました。だっていきなり空間移動したりしてたじゃん。あと魔女が操るなんか消し炭人間みたいな奴らも普通に銃で殺されてるし。どういう世界観なのかよくつかめないよ。あとあの魔女のクネクネした動きはなんなんだよ。『ガキ使』のおばちゃんかよ。

 

アマンダ・ウォーラーのキャラがはっきりしない

黒幕のこのおばはん、本当に悪い奴なのかそうでもないのか最後まではっきりしない。こいつが本当に憎い!と思えないと物語にカタルシスが生まれない。魔女に対する憎しみなんてほとんどないわけだしさ、スーサイド・スクワッドの連中は。アマンダに限らずどのキャラも全然立ってないから、物語の推進力がない。もちろん人間を簡単に善と悪に分けるのはよくないけどこの手の映画ではそうじゃないでしょ?

 

いいところ:ハーレイ・クインがかわいい

この映画の観るべきところは前半のキャラ紹介を除けばこれだけです。ハーレイ・クインがかわいい。これだけのために観に行くのならアリです。アクションは見にくい、物語は弱い、キャラも立ってない……もうハーレイ・クインの単独作を撮りましょうよ、デヴィッド・エアーもザックスナイダーも関わらせないようにして。

 

 というわけで、今のところ作品の完成度ではDCはずっとマーベルに負けっぱなしという印象です。この負の流れを断ち切ることはできるのか? ベン・アフレックが撮る『バットマン』単独作に期待するしかないのか?

 

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