ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『ズートピア』を観た

f:id:q050351:20160720003811j:plain

www.disney.co.jp

 全然興味がなかったんですよね、正直。でも『タマフル』で宇多丸さんがすごく褒めており、内容も実はけっこうシビアだと知って観に行きました。

 結果、非常に面白かったです。とにかく中だるみしないしキャラの造形(と動き)もかわいいし笑えるし。特にこの映画で一番笑えるナマケモノのシーンは本当に最高でした。観ている人の興味をずっと持続させるように周到に計算されていて、ここ最近観た映画の中では一番笑いましたね。それこそ『モヒカン故郷に帰る』1本分よりもこのシーンだけのほうが笑えるというぐらい。

 終盤、これで一件落着かな、物足りないな?と思っていたところのあの展開。この映画のすごいところは「しごくまっとうに見える人(人じゃないけど)の心の中にもうっすらと根を張っている思い込みとか偏見をエンタテインメントの枠の中でしっかり見せるところだと思います。これ観るとポール・ハギスあたりのヒューマニズムの薄っぺらさが際立ちます。

 とにかく、「どうせ子供向けでしょ?」と思っている人(自分もそうだった)にもルドヴィコ療法なみに目を見開いて観てほしい傑作。

f:id:q050351:20160605162159j:plain

僕も自分の子どもと観たい、そのまえに子作りに励む相手がほしい。わんわん。