読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観た

外国映画

f:id:q050351:20160327130951j:plainBatman v Superman: Dawn of Justice/アメリカ/152分

監督:ザック・スナイダー
脚本:クリス・テリオ、デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ラリー・フォン
編集:デヴィッド・ブレナー
音楽:ハンス・ジマー、ジャンキーXL
出演:ベン・アフレックヘンリー・カヴィルエイミー・アダムスジェシー・アイゼンバーグダイアン・レインローレンス・フィッシュバーンジェレミー・アイアンズホリー・ハンター、ガル・ガドット ほか

メトロポリスで新聞記者として働く真面目な青年クラーク・ケントヘンリー・カヴィル)。しかし、その正体はスーパーパワーを秘めたクリプトン星人だった。第二の故郷・地球でスーパーマンとして幾度となく人類の危機を救ってきた彼だったが、その超人的なパワーが皮肉にも潜在的な人類最大の脅威ともなっていく。そんな状況に危機感を抱くのが、莫大な資産と強靱な肉体を武器に、闇の騎士バットマンとなりゴッサム・シティの平和を守ってきた大富豪のプレイボーイ、ブルース・ウェインベン・アフレック)。やがてスーパーマンバットマンの対立が決定的となる中、恐るべき陰謀が秘かに進行していくのだったが…。

 TOHOシネマズ 六本木ヒルズのMX4Dで鑑賞。

 前作『マン・オブ・スティール』が25日夜に放送されていて録画もしたんですが、酒を飲みに行っていて観てる時間がなく、結局映画館に行く前に出かける準備をしながら適当に鑑賞しました。

 実は今回バットマンブルース・ウェイン)を演じているベン・アフレック、『マン・オブ・スティール』の監督を以前に打診されていたそうです。「VFXシーンをちゃんと撮ったことがないからやめとく」と辞退したようですが。最近は監督としての評価が高い人なので、彼の撮った『マン・オブ・スティール』も観てみたかったですけどね。

 結局『マン・オブ・スティール』と今回の『バットマン vs スーパーマン』を撮ったのは、ザック・スナイダーです。『ドーン・オブ・ザ・デッド』『300』『ウォッチメン』そしてみんな大好き『エンジェル・ウォーズ』の監督ですね。微妙に嘘をついた気がしますがまあいいじゃないですか。

エンジェル ウォーズ(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

エンジェル ウォーズ(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

 

 さて『バットマン vs スーパーマン』の感想です。

 

●無駄に長い

怒涛の2時間32分。もうアホかと。ザック・スナイダーってとにかくアクションの見せ方(爆発・スピード感など)が過剰でてんこ盛りなんですが最近は上映時間もてんこ盛りのようです。ただしこのあたりは脚本家の問題なのかもしれません。これからどんどん制作されるDCユニバース作品のために伏線を張っておく必要があるのはわかりますが、単にとっ散らかって「あれどういう意味だったの?」としか感じられなくなっています。この点マーベルの作品はさじ加減がうまい。DCは下手。


●はよ戦えや

なかなかバットマンとスーパーマンが戦いません。お互い激おこなのはなんとなくわかるのですが、この2人の対立構造以外にもいろんな要素が入ってくるのでバットマンとスーパーマンの間の緊張感が緩んでしまうのです。正直レックス・ルーサージェシー・アイゼンバーグ)とか邪魔。

 

●割りと一見さんお断りっていうか、『マン・オブ・スティール』はもちろんDCコミックもチェックしてないと多分よくわからない

僕の頭が悪いだけだとは思いますが、登場人物たちの目的が途中でよくわからなくなります。『マン・オブ・スティール』はゾッド将軍(俺たちのマイケル・シャノンが演じている)が「地球侵略、テラフォーミング」という非常にわかりやすい目的を掲げていたので観やすかったのですが、『バットマン vs スーパーマン』はもう何がなんだかわかりません。
それからバットマンの基地に彼の相棒・ロビン(2代目)のコスチュームが置いてあるとこですが、IMDbトリビアを読むと、この2代目ロビンはジョーカーに拷問されて殺されたということになっているんですね。でもそんなの知るわけないですよ。僕も一緒に観た友人も「あのバットスーツはなんだったんだろうね」とか言ってました。


●夢オチみたいなのが確か2回ぐらいあった

悪夢なのかフラッシュバックなのか未来予想図なのかよくわかりませんが、「夢だった!」みたいなシークエンスが2回ほどありました。そういうのは1回でいいんだよ…。ちなみにこの「夢だったシーン」の格闘シーンが鈍重で「ザックらしくない」と思いました。明らかにやられ役が「殴られ待ち」な感じで。第2班とか第3班が撮ったのかな。もしくは編集がまずかったか。


バットマンが人の話を聞かない、スーパーマンがちゃんと説明しない

ようやく2人が戦うシーンで、スーパーマンが言おうとしたことをバットマンがガン無視。戦いのペースが速すぎるからかもしれないけど、バットマンがバカにしか見えない。スーパーマンももうちょっと早く説明するタイミングあったはずです。最初はバットマンがいきなり襲いかかってきたから仕方ないにせよ、そのあと説明する余裕あったはず。報(報告)連(連絡)相(相談)は社会人の基本ですよ。新聞社に勤めてるんだからそのぐらいのことわかるでしょ。

●アクアマンワロタ

アクアマンワロタ。

 

●ワンダーウーマン一番強い説

ワンダーウーマンが出てきたときにバットマンとスーパーマンのでくの棒感がすごかったです。もしかして一番強いんじゃね?と思ったワンダーウーマンですが、物語の都合上突然そこそこの強さに調整されちゃいました。

 

バットマン重武装すぎる

そもそも生身ではスーパーマンに勝てるわけがないので重武装になるのもしかたないんですが、ZZガンダムみたいであまりかっこいいと思えませんでした。

 

●結局市民は死んでると思う

一般市民への被害を出したスーパーマンに激おこのバットマンでしたが、後半ではこいつも相当市民に迷惑かけてるんじゃないかと……。ていうか最後の戦いとかあれ、近くに結構人いたんじゃないかな。もはやどこなんだこれってぐらいに破壊しつくされてます。これ復興も大変ですよ。

 

●見どころはアクション。だけという噂もある。

『マン・オブ・スティール』も相当でしたが、今回はそれ以上にめちゃくちゃド派手です。『ドラゴンボール』の戦闘をさらに過激にしたようなシーンが二郎マシマシみたいな暑苦しさで迫ってきます。

 

●不思議と退屈はしない。でも人にすすめようとは全然思わない。

2時間半超なのに、そんなに退屈はしないんですよね。まあMX4D効果なのかもしれませんが。眠くなるということはありませんでした。でもなぜか人にすすめようとは全然思いません。

 

 本国では今のところ結構ヒットはしてるようなので、ここから客が凄まじく減少しない限りはちゃんと続編が作られると思います。でも、もうザック・スナイダーはいいんじゃないかな。あと脚本ももうちょっとちゃんとまとめて次の作品につなげられる人を使ったほうが…。

 今年はDCユニバース作品でいうと『スーサイド・スクワッド』も公開されるわけですが、あまり好きではないデヴィッド・エアーが監督ということで全然期待しておりません。ジャレッド・レトのジョーカーは気になるけど…。『シビル・ウォー』がどうなってるかにもよりますが、今のところはマーベルがDCよりも一枚上手だなという印象です。 

 どうでもいいけどベン・アフレックはヒゲをちゃんと剃ったほうがいいんじゃないかな…バットマンのアゴが青いとなんか変態感が…。