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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『ザ・ウォーク』を観た(ω)

f:id:q050351:20151215221228j:plainThe Walk/アメリカ/123分

監督:ロバート・ゼメキス
原作:フィリップ・プティ『マン・オン・ワイヤー』
脚本:ロバート・ゼメキス、クリストファー・ブラウン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:ジェレマイア・オドリスコル
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィットベン・キングズレー、シャルロット・ル・ボン、ジェームズ・バッジ・デール ほか

あらすじ:フランスの大道芸人がワールドトレードセンターで綱渡りする。

 実にシンプルなあらすじ。

 監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスで、主演は『(500)日のサマー』のJGLこと(JLGではない)ジョセフ・ゴードン=レヴィットです。

 そんなJBLが演じたフィリップ・プティは実在の人物で、この映画はプティが書いた本を原作にしています。ちなみにプティのワールドトレードセンター(WTC)綱渡りはドキュメンタリーにもなっていて、アカデミー賞を受賞してたりします。

マン・オン・ワイヤー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

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 フランス人のプティをアメリカ人が演じてる時点でなんだかなあと思うのですが、ハリウッド映画にはよくあることなので諦めましょう。僕はフランス語はボンジュール(こんにちは)とボンソワール(こんばんは)とクレーム・ブリュレ(堅焼きプリン)とメルドー(糞)ぐらいしか知らないのでよくわかりませんが、JGLの発音はどうだったんでしょうね。

 実際の映像って昔テレビか何かで観た記憶があるんですが、実は誰にも許可を取らずに綱渡りしてたってことは、この映画で初めて知りました。なので、単に綱渡りする(いや、それだけでもとんでもないことなんだけど)だけでなく、ビルの関係者や警察に気づかれないようにワイヤーをかけて綱渡りをしないといけないから、お話はサスペンスの様相を呈してきます。

 ただ、そうはいってもここにあまりハラハラドキドキできなかったのも事実。どうしてかというと、なぜプティがこんなことをするのか理解できなかったからかもしれません。「まあそりゃ関係者とか警察はびっくりするよね」と、割りと冷めた目でプティを見てしまいました。彼に協力する人たちのこともよくわからなかったし、恋人もほとんど止めないんで、「なんかがんばってるなあ」としか感じられませんでした。

 本人いわくこれは“アート”なようなのですが、やっぱり思っちゃうんですよね。「ヴォーすげえ!綱の上を渡るだけでなく座った!寝やがった!」と驚愕した次の瞬間に、「……でもなんで? なんでこれがアート?」と。「君のようなアホにはわからないだろう」と言われてしまえばそれまでなんですが。僕は魂の不感症(真昼野幽霊・2015年)なんですかね。

 他のもので例えると、こんな感じかな。重度の鉄ヲタが、「俺は並の鉄ヲタとは違う。奴らはいつもプラットフォームの安全圏から写真を撮っているが、俺は爆走してくる新幹線の真ん前に立ってテリーマンのように受け止める接触数十センチ前で正面から写真を撮りすぐに回避する」って言ってるような。

 なんて風に書くとバカにしてるように思われるかもしれません。実際、「はよWTC渡れや」と思って何度か寝たし。渡るまでが退屈だから。でもクライマックスの綱渡りシーンはやっぱりいかに不感症の僕でもタマヒュンしました(ω)。ネタバレになるので書きませんが、警察が来てからプティがとった行動には素直にびっくりしてしまいました(ω)。

 だから、面白くないわけじゃないんですよ。綱渡りのとこはね。それ以外の部分はずっと僕のキン○マも平常運転でした。ヒュンってなったのはクライマックスだけです。眠いときだけ海綿体に血が流れ込んでサオがクライマックスでした。最低だな、この文章。

 あ、できるだけ3Dで観たほうがいいと思います。