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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『バクマン。』を観た

日本映画

日本/119分

監督:大根仁
原作:大場つぐみ小畑健
脚本:大根仁
撮影:宮本亘
編集:大関泰幸
音楽:サカナクション
出演:佐藤健神木隆之介染谷将太、桐谷健太、新井浩文皆川猿時小松菜奈宮藤官九郎山田孝之リリー・フランキー ほか

かつて週刊少年ジャンプに連載していた今は亡き叔父で漫画家の川口たろう(宮藤官九郎)を尊敬し、一時は自身も漫画家を目指していたが、今は夢も持たず漫然と日々を過ごしていた高校生の真城最高佐藤健)。ある日、ひょんなことからその高い画力に目をつけられ、秀才のクラスメイト高木秋人神木隆之介)に“俺と組んで漫画家になろう”と誘われる。最初は渋っていた最高だったが、声優を目指す片想いのクラスメイト亜豆美保小松菜奈)と“お互いの夢が叶ったら結婚する”という約束を交わすことに成功し、漫画家の道へ進むことを決意する。こうして秋人が原作、最高が作画を担当して漫画家コンビを結成した2人は、日本一売れている漫画雑誌・週刊少年ジャンプの連載目指して悪戦苦闘の日々へと身を投じていくのだったが…。(allcinemaより)

 TOHOシネマズ川崎で鑑賞。

 原作は未読です。大場つぐみ×小畑健コンビの『DEATH NOTE』は読んでたし、この『バクマン。』も気になってたんですけど、あまりにヒットしてるものってなんか手を出しづらいじゃないですか。“いつでも読めるわ”と余裕こいてて、気がついたら家で突然死して大島てるに載ったりするようなこんな世の中じゃポイズン。

 いつも以上にわけのわからないことを書いているのは、この映画について特に書くことがないからです。といってもつまらないと言っているわけじゃありません。むしろとても面白い。万人におすすめできる作品です。ストーリーの組み立てはしっかりしているし演技もいい、プロジェクションマッピングやラストの遊び心(といっても実際にやったら大変な作業だろうな)も素晴らしい。ちゃんと小松菜奈のケツをカメラがフォローする。はっきりいって、大根仁監督はテレビドラマ出身の演出家の中では飛び抜けて才能のある人だと思います。

 主人公2人がトントン拍子で出世しすぎるという指摘もまあわからないではないですが、最高と秋人の葛藤とか芽が出ない時期まで描いてたら1本の映画にまとまりませんから。限られた時間でマンガの面白い部分を抽出し、凝縮して、しかも実写ならではの味付けもしてある。うん、何も言うことない!

 でも不思議なことに、この映画が自分の年間ベスト1になるかというとそれはないだろうなという気がします。『バクマン。』の感触は、以前観た『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に似ています。

 本当によくできてる。でも今年を振り返った時、「とりあえず『バクマン。』は1位っしょ〜」とはならない気がするんですよね。たぶんそれは、いろんなところで言われてますがこの映画が「友情」「努力」「勝利」というジャンプのキーワードをそのまんま体現してるからではないでしょうか。薄汚れた大人になってしまった僕はもうジャンプ的な世界についていけない。

 なので、僕はこの映画が面白いとは思うけど“好き”ではありません。ただ、このブログを読んで“じゃあ観に行くのやめようかな”と思う人がいたら(いないと思うけど)、それはもったいない!と思います。ぜひ観に行きましょう。デートで行ったりするのには最適じゃないかな。

 でも、ほんと面白いんだよなこの映画。なんで好きじゃないんだろう、俺。

 

 

 

 全然関係ないけど俺は『ONE PIECE』が大っっっっっ嫌いです。