ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『キングスマン』を観た。

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Kingsman: The Secret Service/イギリス/129分

監督:マシュー・ヴォーン
原作:マーク・ミラー(『キングスマン:ザ・シークレット・サービス
脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
撮影:ジョージ・リッチモンド
編集:エディ・ハミルトン、ジョン・ハリス
音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン
出演:コリン・ファースマイケル・ケイン、タロン・エガートンマーク・ストロング、ソフィア・ブテラ、サミュエル・L・ジャクソン ほか

高級テーラー“キングスマン”で仕立て職人として働く英国紳士のハリー。その正体は、どの国家にも縛られることなく秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織“キングスマン”のエース・エージェント。ある日、エージェントの一人が何者かに殺害され、その欠員を補充するためハリーは、貧困地区で無軌道な生活を送っていた若者エグジーをスカウトする。彼の父はキングスマンのエージェントで、17年前、その犠牲的行為でチームを救い、命を落としたハリーの恩人だったのだ。こうしてエグジーは、父の後を継ぐべくキングスマンの過酷な新人試験に身を投じていく。一方ハリーは、天才IT富豪のリッチモンド・ヴァレンタインが水面下で進めていた恐るべき陰謀の謎を追っていくが…。(allcinemaより)

 TOHOシネマズ川崎にて鑑賞。

 『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが監督しているということで多少は気になっていたのですが、先週だったか先々週だったか、迷ったあげく『カリフォルニア・ダウン』を取ってしまったんですね僕は。あたしって、ほんとバカ…。どうしてかって、この『キングスマン』が素晴らしかったからですよ。

   まず、オープニングのツカミからしてヤバいです。それ、ダサくね? ていわれるスレスレのマンガっぽい演出があるんですけど、ここで「これ、こういう映画なんで」って前もって教えてもらえるというか。ここでノレたらあとはほぼついていけるでしょう。

   この映画の白眉はなんといっても、中盤のハリー無双シーンです。アメリカ南部の人種差別主義者どもをコリン・ファース演じるハリーがぶち殺しまくるのです。最近観た数々の映画の中でも屈指の「いいぞ、もっとやれ」シーンになっていて、終盤の流れが少しかすむぐらいです。それまできれいになでつけられていた彼の髪が乱れているのを見て萌える女性も多いのではないでしょうか。

 この映画の中のコリンを見ていて思い出したのは、ファッションデザイナートム・フォードが監督した『シングルマン』です。ゲイの大学教授を演じたコリンはここでもメガネが異常に似合う英国紳士。『キングスマン』で「この素敵なおじさまは誰?」と夜も眠れなくなった女性は、こちらもおすすめ。

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 エグジーを演じたタロン・エガートンも良かったですね。終盤、メガネをかけてぱりっとスーツで決めたところは若干服に“着られてる”感もあるのですが、それがかわいく見えて世の女性の庇護欲を掻き立てるんじゃないでしょうか。

 あと、やはりマーク・ストロングですよ。この俳優さんは脇で光る(頭が、という意味ではない)人で、最近だと『イミテーション・ゲーム』での演技が印象的でした。今回はスカイダイビングのシーンとか終盤でのエグジーとのやり取りが凄く良かったです。

 この映画、日本ではどうかなと思ったんですが結構な盛況のようで。僕が行ったTOHOシネマズ川崎でもかなりお客さんが入っていました。知人のマンガ家さんは「今年ベスト1かも!」と熱く語っていましたし、同じスパイアクションという枠でいえば、今冬公開される『スペクター』とか今撮影中?の『ボーン』シリーズ最新作はこれを超えられるのかな…と思います。

 それからこの『キングスマン』、続編は日本が舞台になるようです。日本って撮影許可が降りにくいので「結局アクションシーンは台湾で撮りました」みたいなことにならないといいんですけど。