ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

『カリフォルニア・ダウン』を観た

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San Andreas/アメリカ/114分

監督:ブラッド・ペイトン
原案:アンドレ・ファブリツィオ、ジェレミー・パスモ
脚本:カールトン・キューズ
撮影:スティーヴ・イェドリン
編集:ボブ・ダクセイ
音楽:アンドリュー・ロッキングトン
出演:ドウェイン・ジョンソンカーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ポール・ジアマッティ ほか

あらすじ:カリフォルニアででかい地震が起こる。ロック様がおっぱいの大きい元嫁と一緒に、母親の遺伝なのかおっぱいの大きい娘を助けるため奔走する。同時にポール・ジアマッティ演じる地震学者が、おっぱいの大きい助手やTVリポーターとともに、「地震なめんな」と広く知らせるために頑張る。おっぱい。

 109シネマズ川崎にて3Dで鑑賞。

 当日の早朝に関東で大きな地震があってびびりましたが、それはそれ。これはこれ。当初の日本公開予定が大幅に遅れた本作を、レイトショーで観てきました。お客さんはあまり多くなかったです。

 この映画の売りはもちろん大地震が引き起こすスペクタクルシーンです。高層ビルはがんがん崩れるしサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&Tパークもボッロボロになるし(日本映画で東京ドームを破壊しようとしたらナベツネが阻止する気がする)もはやでかすぎて何が何だかわからない津波とか起きるし、確かにそれなりの迫力はあります。

 でも、なんていうんでしょうか。この映画の破壊シーンはあんまり怖くないです。多分日本の震災映像を参考にしているんでしょうけど、生々しさがありません。あの日、交通機関が止まり、我々が徒歩で数時間かけて家に着いたときにテレビで観た驚愕の映像と比べると、なんだかぬるく感じる。

 しかし、それでいいのではないかと思います。この映画はディザスターエンタテインメントなので、日本人のトラウマを誘発するほどの生々しい映像を作ったって仕方がない。『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争』などというふざけた邦題の映画を過去に撮っているブラッド・ペイトン監督も、「OK、これはロック様が主演するド派手なエンタテインメントだ。『アフターショック』とはワケが違うんだ。だからグロ描写も日本人がトラウマをよみがえらせるような生々しい映像もナシにするよ。目指すはローランド・エメリッヒが作ってきたような世にもアホらしい災害映画だ」と考えていたんじゃないでしょうか。

キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争 [DVD]

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アフターショック DVD

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 というわけで、かるーい気持ちでポップコーンを頬張りながら観るにはそこそこの映画だと思います。展開があまりにもベタベタ過ぎて恥ずかしいところとか、津波へのあの対処法は正しいのかとか、猫の手も借りたいような大惨事が起きているのにロック様が「家族助けに行くわ」って言ったらレスキュー隊(?)の本部が「いいよー」って簡単に許可するとことか、なぜカイリー・ミノーグがあんなチョイ役で出てるのかとか、そんなことは気にしてはいけません。

 とはいえ、「でもあんた、地震のシーンがぬるいって言ったでしょ? じゃあ観るものないじゃん。なんだかんだいって、これは大地震映画なんだからさ」と言う人もいるでしょう。いえ、観るものはあります。あなたが男性(で、異性愛者であるなら。もしくは女性の同性愛者である)なら。

 この映画の見所は大都市の破壊シーンでも津波のシーンでもロック様でもありません。おっぱいです!

 あらすじにも書きましたが、ロックの元嫁も娘もポール・ジアマッティの助手もおっぱいが大きい。モロ見えこそしませんが(というか見えたらつまらない)、谷間がちらちらちらちら見えます。劇中のどんなスペクタクルシーンより人間ドラマ(無いに等しい)より、おっぱいです。

 段落を変えてまだおっぱい話を続けます。いいですか、この映画は地震映画なので大地が揺れます。でも大地の揺れよりおっぱいの揺れの方が遥かにスペクタクル。冒頭、谷に落ちた女の子をロック様が救出するツカミのシーンがありますが、谷間での救出シーンで、助けられる女の子の胸の谷間が見えるんですよ。ダブルミーニングなのか? ダブルミーニングなのか!? そもそもダブルミーニングで意味が合っているのか?

 しかもですよ、おっぱいパートはロック様の方だけかと思ったら、ポール・ジアマッティの助手もおっぱいが大きいんですよね。なんなんでしょうかこれは。「教授、私の胸はM9.8です」「なんだと、僕の股間にも初期微動がががががが」なんて会話があっても誰も困らない。自分でも何を書いているのかよくわからない。おっぱい。

 とにかく僕が言いたいのはこういうことです。この映画を観に行ってあまり面白くないと思ったらおっぱいに集中せよ、と。きっと監督も編集で「もっとおっぱいを強調しよう」と考えていたはずです。細かいことは考えずにずっとおっぱい!おっぱいおっぱい!