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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

第97回「『アオハライド』を観た」

日本映画

※ネタバレあります

 Blu-rayで鑑賞。

 原作やアニメ版については、このブログを始めたときに書いています。

 原作のマンガは少し前に完結したようです。僕はマンガの1巻を読みアニメ版を一応ひと通り観たんですが、「わりとどーでもいい…」と思ったんで、結末がどうなったのかは知りません。

 まずいろいろなところで叩かれまくっていたキャスティングですが、確かにどいつもこいつも高校生には見えません。主人公・吉岡双葉役の本田翼は可愛いですが、大人っぽすぎてどう見ても高級イメクラ嬢です。やっぱり僕は『ニシノユキヒコの恋と冒険』のばっさーの方が好き。乳はないけど。

 そして双葉の相手役・馬渕洸を演じている東出昌大ですが、表情によっては少年ぽく見えたりもして、思ったほど違和感はありませんでした。あと彼は声のトーンがちょっと不安定で、そういうところに思春期男子っぽさを感じないわけでもなかったです。個人的にいちばん老けて見えたのはかませ(♀)犬・槙田悠里役の藤本泉でしょうか。かわいい人ではあるけど、漫画のキャラに似せてスタイリングしたと思われる髪型がなんか変だし、化粧が濃いというか、OLにしか見えません。かませ(♂)犬・菊池冬馬役の千葉雄大は一番のハマり役でしょう。これに異論のある人はほぼいないかと思います。なんとなく堺雅人に似てるような気がしたのは僕だけでしょうか。

 それでは映画そのものですが、始まってすぐ双葉がダッシュしてます。でも別に遅刻しそうなわけでもなくて、みんなのんびり歩いてんのになぜか彼女だけダッシュしてるんですよね。全然意味がわかりません。うんこでもしたいのかなあと思いきや、普通に教室に入ってくるだけだし。

 あと、双葉が男子にモテることを示すために、聞こえよがしにモブの男子どもが「吉岡ってかわいくね?」みたいなことを言います。もうこの時点でテンション下がりまくり。俺のパンツのゴムのテンションも伸びまくり。くるぶしまで下りる。パンツが。

 連載漫画を2時間にまとめるためにいろいろと端折りまくってるせいで、展開が性急に見えます。例えば悠里が洸のことを好きになる→でもふられて諦めるみたいな流れはかなり唐突です。実は双葉が知らない間に告った、という事後報告なので「ちょ、なんなんこの女」と思ってしまいます。ていうか、むしろこの程度の扱いなら映画では悠里はいなくてもよかったんじゃないかというぐらい。

 洸の兄で双葉たちの高校の教師である陽一を好きになる村尾修子もいらなかったんじゃないかと思います。新川優愛はかわいいけど修子のようなクールさはないですし、原作で描写されていた(と思う)「先生が好きだけど振り向いてくれない」という葛藤もあんま見えない。マンガの登場人物をとりあえず全員出しているものの、それぞれをちゃんと描く余裕はないので、いてもいなくてもいいみたいなキャラばかりです。

 双葉たちがオリエンテーション合宿?みたいな行事に参加するあたりから、あまりに退屈なので、腕立て伏せしながら観ました。後半は、また別のかませビッチが出てきて、なんだかわかんないけど主人公の気持ちを都合よくくんでくれて「フッ」と笑って身を引いてくれます。全体的に主人公2人に都合よく話が進みすぎです。全然緊張感がないので「この恋はどうなるんだろう」とかさっぱり思いません。観終わってみると、バカップルののろけ話を再現VTRで2時間見せられたような気分になります。そういう話を聞くのが大好きな人にはオススメしますが。

 「アオハライド」というタイトルには「青春に乗る→青い春に乗る→AOHARU RIDE→アオハライド」という由来があるそうですが(自分が考えたわけじゃないのになんだか恥ずかしくなってくる)、僕は最後まで青春に乗れませんでした。

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