ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

第88回「俺が勤めている会社はブラック企業なのか?」

基本的に、勤務時間は13時間超え

 始業時間は午前10時だが、僕の場合大体23時か23時半ぐらいに会社を出る。「僕の場合」というのは、さらに遅くまでの残っている人もいるということだ。恐らく日付が変わるまで残っているのは確実。
 10時から23時だと、休憩1時間があって、実質的には12時間労働じゃないの? という方もおられるかもしれない。甘い。マロングラッセのごとく甘い。一応休憩を取るようにとはなっているのだが、1時間も休んでいる余裕はない。仕事量があまりにも多いのだ。というわけで、皆コンビニで何か買ってきて、それを食べつつPCの画面を睨むという状況になっている。会社に入り立てで、比較的業務がまろやかだったころはみんな外に食べに出たりしていた。でも今はそれどころじゃない。外に出て1時間かけてメシ食うなんて暇はないのだ。
 ちなみに、僕は昼食すら取っていない。会社ではコーヒーを飲むぐらいのもので、仕事が終わって帰る途中、松屋で定食を食べるぐらい。明らかに栄養バランスは偏り始めている。僕はすぐ便秘になるのだが、早くも「以前まともに糞をしたのがいつか覚えていない」という状況に陥りつつある。とか書いてたら今糞が出た。スパシーバ!
 
家に0時半ごろつくと、それから風呂に入る。本当はそのまますぐに寝るべきなんだろうが、あまりにもプライベートが無さ過ぎる。録画したアニメなどを見る。するといつの間にか3時近くになっているのでようやく寝る。起きるのは7時半とかなので、大体睡眠時間は5時間を切る。

土日祝も仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事

 もしこの労働が平日限定で、あとの土日祝は完全にオフということならまだ僕も耐えられるかもしれない。しかし、勿論そんなことはないのである。
 先週の土曜は家で朝9時から夜8時まで仕事をしていた。家にいるにも関わらずメシを食わずにである。勿論これは自分自身の責任であって、「食えばいいじゃん」と言われればそれまでだ。自分でも、本当は食べた方がいいのだろうなと思う。でもややこしい性格をしている僕は、“ご飯はもっとゆっくり食べたい。家でまで仕事に追われながら食事したくない!”と意固地になってしまい、結局コーヒーだけを胃に入れて11時間働き、その後料理を作る気にもなれず(以前は基本的に自炊していた)吉野家に行って牛丼を食べ、馴染みのバーに行くとマスターに「大丈夫ですか、豆腐みたいな顔色して」と心配されるというファビュラスマックスな土曜日を過ごしたのだった。
 入社時に「土曜日に出勤することは結構多いと思います。もしかしたら日曜日も…その場合は必ず平日に代休を取ってくださいね」と言われたことを覚えている。でも今のところ、うちの部署で代休なんか取ってる奴は皆無だ。
 しかし僕などはまだ楽をしている方なのである。野心に燃えた他の同僚たちは14時間労働を5日こなした後、平気で土日にも仕事をしている。

●この状況に平然と対応し続ける同僚たち
 僕が戦慄するのは、周りの同僚たちがこの状態を特に過酷だとも思わずに働き続けていることである。正直に言えば、僕などはあからさまに部署内では落ちこぼれだ。仕事のスピード自体はそれなりなのだが、彼らのように貪欲に仕事をやろうという気になれない。だから、「この仕事やりたい人〜」みたいに言われても絶対に手を挙げない。現時点でもう限界にきているからだ。上司はいい人だが、きっと「ダメだなこいつは」と思っているだろう。いや、むしろダメだと思っていてほしい。こいつは使えない、解雇しよう。と思っていてくれ
 僕以上にハードに働いている同僚がこんなことを言っていた。彼は以前もっとハードな職についていたそうなのだが、「丸一日休みの日があると何をしていいかわからなくなる」と言っていた。それはもう危険水域じゃないのか? 今は良くてもそのうち突然身体か精神に変調をきたすのではないのか? でもそんなことを言ったところで、彼は笑って受け流すだけだろう。だから何も言わずに僕は「そうなんだー」と言った。何が「そうなんだー」だ。
 もちろん同僚たちに落ち度はない。彼らはすごいな、と思う。僕にはできない。ほんと尊敬する。でも彼らのようになりたい、とまでは思わない。

人質を取られているような感覚で働くということ
 これだけの仕事量なので、誰かが休むともちろんそのしわ寄せは他の人たちにいく。そして、僕は今まさに休んでいるところだ。実際体調を崩しているし、食事も昨日と今日でロールパンとゼリーぐらいしか食べていない。早朝覚醒が起き始めているので内科で睡眠薬ベルソムラを貰って飲んでいる。ベルソムラは夜に飲めばいいだけなのだが、僕は昨日から5錠ぐらい立て続けに飲んでいる。休んで迷惑をかけているという罪悪感から逃れるためには、眠るしかない。いや、正確には睡眠中も僕は罪悪感から逃れられない。逃避した先の夢の中でも僕は仕事をしているのだ
 風邪もひいているので、僕はその飲み合わせが正しいのかもわからぬまま風邪薬とベルソムラを両方飲む。そういえばヒース・レジャー睡眠薬と風邪薬の併用で死んだんだったな…と考えながら飲む。このまま眠るように死んでもそれはそれでいいのかもしれない、と思う。問題はアパートで僕の死体が腐っていくことで、それは色々な人に迷惑をかけるし家族にもつらい思いをさせることだろう。
 話がそれたが、自分が休んだ分そのしわ寄せは他人に行く。会社という組織から、他の同僚を人質に取られているような気分になってくる。「ほらほら、君が休むことで同僚たちの負担がどんどん増していくよ。誰か倒れたら君のせいなんだよ。するとますます状況は悪化する。君はその引き金を引いているんだ。本当に君は役立たずだな。いや、役立たずならまだいいね。君は自分が休むことで他人を巻き込んでいるんだから、明らかな害悪なんだ。被害者面をするな!お前は加害者なんだよ」という声が聞こえてくる。僕はそこでまたベルソムラを飲んで逃避する。夢の中でまた仕事をしている。その夢から逃れて目が覚めると、仕事に行かなければならないという現実が待っている。僕は他人に迷惑をかけている、僕は他人に迷惑をかけている…その罪悪感から逃れるために仕事に行かなければならない。でも行きたくない。いつしか労働は賃金を得るためではなく贖罪行為になっている。

時給換算すると
 でもこれだけ働いてるんだからそれなりにお金もらってるんでしょ? という人もいるかもしれない。試用期間とはいえ、初任給は額面20万円だった。それで、平日が13時間労働なので×5で一週間65時間。これを4週分ということになると260時間。

200,000÷260=約769.2円

 実際にはこれに土日の労働分が足されるので、時給換算ではもう少し安くなるだろう。どうなんだろう、こんなもんなんだろうか世の中って。

 試用期間をすぎれば、このあたりは改善されるかもしれない。でも正直に言って、給料が倍になろうが耐える自信がない。

まとめ
 「まとめ」と書いたものの、まとめられない。薬と体調不良と明日会社に行かなければならない恐怖心と社会から落ちこぼれているという自責の念で、何もまともに考えられない。
 彼女も大きな家も車も名声も仕事のやりがいも何もいらないから、僕はただただ静かに暮らしたい。こんな自分は間違っているのだろうか。怠惰という理由で社会から抹殺されるべきなんだろうか。

Kid a

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Fur Alina

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