ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

第63回「第87回アカデミー賞を適当に予想する」

 アカデミー賞のノミネーションが発表されていたので、気になる部門について適当に予想してみました。まだ日本で公開されていないものも多いので、かなり適当な予想です。

 予告編は貼っていませんので、気になる作品があったらググってみてください。以前の記事でYouTube貼り付けまくったらクソ重くなったんで…。

※タイトルがアルファベットのものは、邦題未定、もしくはまだはっきりしてない作品です。
※一番予想には、次点にはをつけています。

 

作品賞

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アメリカン・スナイパー
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
6才のボクが、大人になるまで。
グランド・ブダペスト・ホテル
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
Selma
博士と彼女のセオリー
セッション

 『6才』か『バードマン』だと思いますが、ある意味『6才』はアイディア一発勝負ものでもあるので(それにしたってこの企画を完成させるのは凄いことなんだけど)、『バードマン』に軍配が上がる…と思います。

 

監督賞

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バードマン(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)
6才のボクが、大人になるまで。(リチャード・リンクレイター
フォックスキャッチャー(ベネット・ミラー
グランド・ブダペスト・ホテルウェス・アンダーソン
イミテーション・ゲーム(モルテン・ティルドゥム)

 作品賞を『バードマン』に譲った結果、監督賞は『6才』のリチャード・リンクレイター(『スクール・オブ・ロック』『ビフォア』シリーズ)に…。もしくは『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン(『ロイヤル・テネンバウムズ』『ムーンライズ・キングダム』)かな。

 

主演男優賞

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スティーヴ・カレル(フォックスキャッチャー)
ブラッドリー・クーパー(アメリカン・スナイパー)
ベネディクト・カンバーバッチ(イミテーション・ゲーム)
マイケル・キートン(バードマン)
エディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)

 恐らくエディ・レッドメイン(『レ・ミゼラブル』)。難病にかかった実在の人物になりきってるということで、評価は高いでしょう。
 個人的には、初めて笑いを封印したスティーヴ・カレル(『40歳の童貞男』等)を応援していますが…彼が演じたのも実在の人物ですしね。

 

主演女優賞

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マリオン・コティヤール(サンドラの週末)
フェリシティ・ジョーンズ(博士と彼女のセオリー)
ジュリアン・ムーア(アリスのままで)
ロザムンド・パイク(ゴーン・ガール)
リース・ウィザースプーン(ワイルド)

 一気に演技派として開眼したロザムンド・パイクだろうと思ってたんですけど、これまでの功労もあってジュリアン・ムーアかと。あと彼女は『マップ・トゥ・ザ・スターズ』での演技も評価されています。『アリスのままで』では若年性アルツハイマーを発症した言語学者を演じています。

 

助演男優賞

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ロバート・デュヴァル(ジャッジ 裁かれる判事)
イーサン・ホーク(6才のボクが、大人になるまで。)
エドワード・ノートン(バードマン)
マーク・ラファロ(フォックスキャッチャー)
J・K・シモンズ(セッション)

 JK(常識的に考えて)J・K・シモンズだろ。
 
とりあえずこれが言いたかった。それはともかく、これまで賞とは無縁だった彼の『セッション』での演技は絶賛されているようです。音楽学校に入った若きドラマーをひたすら苛め抜く鬼教師を演じています。
 この人誰?という人へ。サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズでピーター・パーカー(トビー・マグワイア)が働く新聞社の編集長、あと『JUNO』でジュノ(エレン・ペイジ)のお父さんを演じてた人ですね。声が渋いんです。個人的に前からお気に入りの俳優でした。

 

助演女優賞

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パトリシア・アークエット(6才のボクが、大人になるまで。)
ローラ・ダーン(ワイルド)
キーラ・ナイトレイ(イミテーション・ゲーム)
エマ・ストーン(バードマン)
メリル・ストリープ(イントゥ・ザ・ウッズ)

 結構難しいなと思ったんですけど、ゴールデングローブではパトリシア・アークエット(『トゥルー・ロマンス』)が受賞してました。メリル・ストリープはもう賞とりすぎなんで受賞は無いかも。エマ・ストーン(『アメイジングスパイダーマン』)かパトリシア・アークエットだと思います。
 

撮影賞

バードマン(エマニュエル・ルベツキ
グランド・ブダペスト・ホテル(ロバート・イェーマン)
イーダ(ウカシュ・ジャル、リシャルト・レンチェフスキ)
ターナー、光に愛を求めて(ディック・ポープ)
Unbroken(ロジャー・ディーキンス

 やってることが凄そうなのは確実にルベツキなんですけど、もし受賞したら2年連続(昨年は『ゼロ・グラビティ』で受賞)となります。ただ、これまで何度もノミネートしていながら受賞に至っていないロジャー・ディーキンス(『スカイフォール』)の可能性も高いかと。

 

脚本賞

バードマン(アレハンドロ・G・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー)
6才のボクが、大人になるまで。(リチャード・リンクレイター
フォックスキャッチャー(E・マックス・フライ、ダン・ファターマン)
グランド・ブダペスト・ホテルウェス・アンダーソン
Nightcrawler(ダン・ギルロイ

 『グランド・ブダペスト・ホテル』か『バードマン』。
 『Nightcrawler』のダン・ギルロイ(『ボーン・レガシー』『リアル・スティール』)は脚本家として知られていましたが、今回初監督も務めています。主演はモテモテ俳優ジェイク・ジレンホール(『ブロークバック・マウンテン』)。

 

脚色賞

アメリカン・スナイパー(ジェイソン・ホール)
イミテーション・ゲーム(グレアム・ムーア)
Inherent Vice(ポール・トーマス・アンダーソン
博士と彼女のセオリー(アンソニー・マッカーテン)
セッション(ダミアン・チャゼル)

 これは難しい…どれもまだ観てねえしなあ。個人的に気になるから『セッション』推し!
 一応脚本賞と脚色賞の違いを書いておきます。脚本賞は元ネタがないオリジナルの映像作品用台本、そして脚色は原作小説とか戯曲、あるいはノンフィクション本等を元にして書かれた台本に贈られる賞です。

 

外国語映画賞

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イーダ(ポーランド
Leviathan(ロシア)
Tangerines(エストニア
Timbuktu(モーリタニア
Wild Tales(アルゼンチン)

 『イーダ』が圧倒的かなあと思っていたのですが、アンドレイ・ズビャギンツェフ(『父、帰る』)の新作『Leviathan』もなかなか。
 どうも混同している人が多くて、僕もこのブログで一度間違えてるのですが、この『Leviathan』は昨年から今年にかけて日本で公開されてるアメリカ/フランス/イギリス合作のドキュメンタリーとは別の作品です。

 

長編ドキュメンタリー賞

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Citizenfour
Finding Vivian Maier
Last Days in Vietnam
The Salt of the Earth
Virunga

 エドワード・スノーデンのドキュメンタリー『Citizenfour』はかなり評価されていますし話題性もありますが、アメリカ批判になっていそうな内容をアカデミー会員がどう評価するかが気になります。
 個人的に気になるのは、サイゴン陥落の際のアメリカ軍撤退における混乱を描いた『Last Days in Vietnam』でしょうか。

 

長編アニメ賞

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ベイマックス
The Boxtrolls
ヒックとドラゴン2
Song of the Sea
かぐや姫の物語

  なんと『LEGO(R)ムービー』がノミネートせず。これは意外でした。しかし日本から『かぐや姫の物語』がノミネート。受賞は『ベイマックス』か、ゴー ルデングローブで受賞した『ヒックとドラゴン2』だと思います。続編で評価が高いってのも凄いですね。結構難しいことだと思うんですけど。

 

作曲賞

グランド・ブダペスト・ホテルアレクサンドル・デスプラ
イミテーション・ゲーム(アレクサンドル・デスプラ
インターステラーハンス・ジマー
ターナー、光に愛を求めて(ゲイリー・ヤーション)
博士と彼女のセオリー(ヨハン・ヨハンソン

 デスプラが2作品でノミネート! これまで6度ノミネートされるも受賞には至っていないので、今度こそ悲願(と本人が思っているかどうかは知らんが)なるか。

 

 それにしても、昨年からメキシコ勢が強いですね。『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロンエマニュエル・ルベツキ、そして今回のアレハンドロ・G・イニャリトゥ。

 第87回アカデミー賞授賞式は日本時間2月23日に行われる予定です。