ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

第56回「2014年見逃して後悔した映画」

 2014年の映画ベストテンを発表する前に、今年見逃して後悔した映画を挙げておきます。観ていたらベストテンに食い込んでいただろう作品もあると思います…。

 夏〜秋にかけて体調を崩し映画どころじゃなくなっていたのが痛かったですね。それがなければ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『FORMA』は絶対に観に行ってたと思います。

 と言い訳が済んだところで、いってみよう。

 

『神奈川芸術大学映像学科研究室』


 方方で評価が高かったので観たかったんですけど、忙しかったし公開規模も小さいので見逃しちゃいました。黒沢清監督、長谷川和彦監督等錚々たるメンバーがコメントを寄せています。ソフト化はしないんでしょうか。してもレンタルは無さそう。

 

『小さいおうち』


山田洋次は『母べえ』しか観たことないんですけど、正直言って大嫌いな作品でした(というか近年作られてる吉永小百合主演映画はほぼ漏れなくひどい出来だと思う)。『男はつらいよ』も『幸せの黄色いハンカチ』も未見です。でもこの作品は原作小説がとても面白かったので観てみたかったんです。

 

『パラダイス三部作』


凄く好みな作風ぽいので気になってたんですが…これも今のところソフト化未定ぽいです。紀伊國屋が発売だとレンタルも無いしなー。

 

『コーヒーをめぐる冒険』


このタイトルってやっぱ『羊をめぐる冒険』をもじったんでしょうか。ドイツ映画ってなんとなくお固いイメージがあるので、基本的にコメディっぽいこの作品は気になります。

 

銀の匙 Silver Spoon』


吉田恵輔監督の作品が好きなので気になってました。この監督、オリジナル作品が面白いのはよく知っているんですが、こういう原作モノも職人監督としてうまくさばけているかどうかが気になります。

 

ドン・ジョン


ジョセフ・ゴードン=レヴィット初監督作。『(500)日のサマー』とは正反対の役柄ですね。これも今のとこソフト化未定?

 

あなたを抱きしめる日まで


映画評論家・町山智浩さんが確か「ジュディ・デンチが下ネタばっか言うんですよ」とおっしゃっていたので、気になってました。でもこの邦題…(原題はジュディ・デンチが演じるおばさんの名前:Philomena)。

 

『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』


原恵一監督の『クレしん』映画作品以来の高評価ということで気になってました。ところで『たまこラブストーリー』のたまこのお父さんの声ってひろしの声(藤原啓治)なんですね。あと『ダークナイト』のジョーカーもこの人が声を当ててます。

 

ヴィオレッタ』


イザベル・ユペールはやっぱり怖いおばさん役が多いですね。『ピアニスト』では母親に抑圧される娘を演じていましたが、この『ヴィオレッタ』では娘を抑圧する母親を演じています。

 

『罪の手ざわり』


ジャ・ジャンクーは『長江哀歌』が正直わけがわからなくて、あー蓮實重彦とかその手の人達が好きな映画かと思ってたんですけど、この『罪の手ざわり』はちょっとテイストが違う…らしいです。

 

『サッドティー』


一部で色々言われてる今泉力哉監督ですが、筆者は割りと好きです。確かに自主映画界がこの手の作風の監督ばっかりで溢れたら嫌ですけど。エリック・ロメールなんかと比較されるようですが、いい意味であそこまで頭良さそうな感じではないです。吉田恵輔監督同様、原作モノの『鬼灯さん家のアネキ』をどうさばいているかが気になります。てか『サッドティー』はクリスマス・イヴに観ようと思ってたんだけどコロッと忘れてたんだよなあ…。

 

『私の男』


熊切和嘉監督作品なのでまあ大ハズレってことはないだろうと思ってました。でも「全然良くない」っていう人も多いですね、これ。

 

『収容病棟』


長い! この手のやつだと想田和弘監督の『精神』が凄く面白かったですけど、『収容病棟』はもっとエグそうですね。病棟っていうより刑務所とか強制収容所のルポみたいに見えるんですけど。

 

『怪しい彼女』


劇場公開時は全くノーマークだったんですけど、なかなか評判が良いので。監督は『トガニ 幼き瞳の告発』の人なんですね。作風全然違う。でもそれだけ力量があるということでしょう。

 

太秦ライムライト


あらすじだけで感動しそうな話です。知り合いの某漫画家さんが「面白かったよ」とおっしゃってたんで、気になっています。

 

『イーダ』


2014年度アカデミー賞の外国語映画部門最有力作品じゃないでしょうか。イメージフォーラムだかユーロスペースだかで予告を観て知ったんですが、とても美しいモノクロですね。

 

『FORMA-フォルマ-』


いかにも低予算ぽい雰囲気ですけど、恐ろしく評判がいい映画です。究極的なことをいえばiPhoneで撮っても面白い映画は面白い。IMAXで撮っても糞は糞。
脚本は吉田恵輔監督とのコンビでお馴染みの仁志原了さんです。

映画の感想:『FORMA』面白い!凄い!怖い!面白い!! | 観ているうちが花なのよやめたらそれまでよ

↑くつしたさんも絶賛してますし、キム・ギドク大好きで有名なNEWSの加藤シゲアキさんもこの映画を年間ベストに挙げているようです。年明けにアップリンク「見逃した映画特集」で上映されるそうです。

 

リヴァイアサン


リヴァイアサン」つーと、最初の『ロボコップ』の中の人のピーター・ウェラー主演の海洋ホラーものを想起しちゃいますけど、これはGoProというカメラを使った海洋ドキュメンタリーです。「見逃した映画特集」で上映するそうです。アップリンクさんの優しさが五臓六腑に沁み渡るで。

 

『物語る私たち』


どんだけ芸達者なんでしょうかサラ・ポーリー。『ドーン・オブ・ザ・デッド』で主演してた、B級女優で終わってもおかしくない人だったのに。完全にナメてました。『テイク・ディス・ワルツ』も面白かったしなあ。ところで『愛の渦』に『テイク・ディス・ワルツ』のワンシーンにちょっと似てるとこがあったなあ。

 

鬼灯さん家のアネキ


「おっまた〜」の前野朋哉さんがエロい姉貴に翻弄される話です。↑で書きましたが、今泉力哉監督作品ですね。これはもう細かいことはいいです。エロそうなので観たいです。

 

『フランシス・ハ』


なんとなくオシャレな感じがしますね。恵比寿あたりで観てカフェでエスプレッソ頼んで「エスプレッソって少なすぎて割りに合わねー」とか貧乏臭いことを言いたくなる映画です。意味不明。

 

『荒野の千鳥足』


これはいい邦題。映画秘宝が好きそうな映画です。

 

『ジャージー・ボーイズ』


クリント・イーストウッドの新作を見逃すなんて…。俺の糞野郎。アメリカでは最近冷遇されてるイーストウッドですが、ここ日本では本作を今年のベスト10やベスト・ワンに挙げる人も少なくありません。メディアだと、キネマ旬報は恐らくベスト10に入れてくるでしょう。来年の『アメリカン・スナイパー』を楽しみに待つことにします。

 

『FRANK-フランク-』


インディー・ロックが好きでマイケル・ファスベンダーも割りと好きな俺が見逃してはいけない映画だったような…ソフト化待ち。

 

『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』


筋書きだけ読むとB級SFっぽいけど、実際にはアート映画っぽいです。「わけわからん」てな感想もよく見ますし。帰省の際にiPhoneで観る映画で『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』にするかこれにするかかなり迷いました(結果、『ルーウィン・デイヴィス』を選んだ)。

 

ニンフォマニアック』


日本公開決定前から気になってた映画です。蓋を開けてみるとコメディ色が強いとのことですが、ラース・フォン・トリアー自身は至ってまじめに作ってそうな気もする。しかし最近のシャルロット・ゲンズブールは何でもアリだな。

 

誰よりも狙われた男


フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作。監督のアントン・コービンは本業の写真家(U2のモノクロ写真とかニルヴァーナの「ハートシェイプト・ボックス」のMVを撮ってるのもこの人です)としても好きだし、『コントロール』は面白かったし。

フィリップ・シーモア・ホフマンといえば『パンチドランク・ラブ』でアダム・サンドラーと電話で罵り合うシーンが最高でした。「シャッシャッシャッシャッ、シャラップ!」で爆笑しました。

今年は特に映画関係の訃報が多かった気が…。

 

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』


マーベルものにそこまで興味はないんですけど、評判がいいので。アライグマの奴がどれぐらい暴れてくれるのか期待。

 

『滝を見にいく』


沖田修一監督は『キツツキと雨』も『横道世之介』も面白かったので。気になってたんですが気づいたら上映終了してました。

 

ベイマックス


ググるとわかりますけど、これ実は日本で宣伝されてるようなハートフル(笑)な話ではないようです。実は5人の戦隊物みたいなバトル中心?ものっぽくて、そのことを話したら昨日まで「『ベイマックス』観たいわぁ〜(ほくほく)」てなってたうちの残念なオカンが「なんや、そんなんやったら観んでええわ」とあっさり切り捨ててました。なんか色々と大変だな、日本で映画宣伝するのも…。

 

以上、年内に観られず後悔した映画です。

てか、見逃しすぎだろ。

 

動画貼っつけて文章書いて、それだけで疲れてしまいました。もはやベストテンを年内に発表する気力も失せそう…。そもそもまだベストテン固定してないのに。でも、多分頑張る。