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ぼくは性格が悪い

バカのくせに映画の感想とか書くブログ

第26回「『イコライザー』を観た』

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原題 The Equalizer

監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
出演:デンゼル・ワシントンマートン・ソーカスクロエ・グレース・モレッツ

ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。(シネマトゥデイより)

TOHOシネマズ川崎にて鑑賞。

 ※当エントリーは『イコライザー』及び『トレーニング デイ』のネタバレを含みます。

 

 前々から少し気になっていた映画なんですが、TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」内の映画評コーナー「ムービーウォッチメン」で紹介されていてなかなか面白そうだったので観てきました。

 この映画は一言で言い表せます。即ち、

主人公強すぎワロタ

 これだけでこの映画は語れます。

 どれぐらい強いかというと、多分『ドライヴ』のドライヴァー(ライアン・ゴズリング)とか、

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『ノー・カントリー』のアントン・シガー(ハビエル・バルデム)より

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強いと思います。

 『イコライザー』の主人公ロバート・マッコールは元CIAなのですが、それにしたってこれは強すぎです。『ドラゴンボール』の世界でもヤムチャぐらいなら殺せそうな戦闘力です。

 『エクスペンダブルズ』の4作目が作られるならメンバーの中にこのマッコールがいても全く不思議ではありません。そういえば『イコライザー』の脚本は『エクスペンダブルズ2』のリチャード・ウェンクが書いているんですね。そう思うと、本作の展開のド派手さも納得がいきます。

 偶然知り合ったか弱き人々を守るために一人の男が立ち上がるというのは定型的な展開なんですが、マッコールはどんどんエスカレートしていって、マフィアどもをぶっ殺すだけでなくタンカー大爆破、あげくの果てにロシアまで出向いて元締め抹殺というところまで行き着きます。

 ちなみにラストでロシアン・マフィアの大親分の家にいつの間にか侵入して椅子に座っているところは、『ノー・カントリー』のアントン・シガーを思わせました。こいつに目をつけられたら終わりだ、という絶望感が凄いです。正義の味方なのに。

 そういえばアントワーン・フークアデンゼル・ワシントンが過去に組んだ『トレーニング デイ』では最後にデンゼル演じる悪徳警官がロシアン・マフィアに蜂の巣にされて終わるんですね。今回はその復讐とでも言わんばかりに、デンゼルの一方的な大虐殺が展開されます。爆笑です。

 笑うといえば、途中でマッコールが務めるホームセンターに強盗が入った際、彼は犯人を後でボコり(このくだりは潔くカットされている)、同僚が奪われた指輪を取り戻すんですが、その際に使った凶器は自分の職場のハンマーなんですね。で、その血のついたハンマーを事が終わった後に拭ってしれっと売り場に戻すんです。戻すんかい!

 で、クライマックスはこのホームセンターでの戦いになるんですが、マッコールはトラップをかけたりしてマフィアの連中を一人ずつ抹殺していくんです。でもあれ、次の日他の店員が来たら地獄絵図ですよ。しかも酸素ボンベとか使って爆破までしてるんで、職場メチャクチャです。凄く迷惑な従業員です。

 これは宇多丸さんも指摘してたんですけど、元同僚で、警備員になる手助けをしたデブ(ごめん名前忘れた)に正体気づかれちゃったわけで、あの後どうしたのかなあとか思ってしまいます。もしかして消されたんじゃ…。

 まあそんなわけで、今どき珍しいほどに勧善懲悪な無敵ヒーローが活躍するアメリカ映画を観た気がします。なんだか80年代にタイムスリップしたような気がしました。ある意味爽快でした。

 ソニー・ピクチャーズ製作? のせいかやたらとソニー商品が映るのにはちょっと辟易しました。そのへんの事情があるせいなのか元CIAだからなのか、武骨な主人公がガジェットをフル活用して戦うのはちょっと面白かったですけどね。

 おっと書き忘れてた。クロエ・グレース・モレッツたんは出番少な目です。おっぱいを必死に盛ってかなり増量した(役作りだよね?)身体を露出度高めに見せつけてくれますが。ただ、個人的にはもう一人の娼婦役の人の方が好みです。誰も聞いてませんが。

 最後に。「Who are you?」と悪党に尋ねられたマッコールは基本的に何も答えないのですが、筆者の脳内では↓の台詞が浮かんでました。

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